ケイジャン料理とバーボンストリート

アメリカに行くとケイジャン料理を良く耳にすると思いますが、果たして、ケイジャンとは何でしょうか?私も当初はまったく分からなかったです。

ケイジャンとはアカディア人を意味します。北米にあるフランスのアカディア植民地に移住していたフランス系カナダ人でアメリカのルイジアナ州に移住したその子孫です。18世紀半ばのフレンチインディアン戦争の際、イギリス国に忠誠表明を拒否し、当時のフランス植民地でスペイン領になったルイジアナ州ニューオーリンズに定着した集団です。今でもケイジャンフランス語と呼ばれる方言を使っている人が多くいます。

ケイジャン料理は、地元で手に入る食材を生かし、庶民の料理である、玉ねぎ、セロリ、ピーマンを炒めた料理がベース。主食は米を多用。肉、野菜等、具が入りチリペッパー等香辛料が効いた炊き込みご飯”ジャンバラヤ”が有名ですね。基本的にはVery Very Hotな料理です。

私がケイジャン料理を初めて食べたのは、展示会で訪問したニューオーリンズでした。ジャズで有名な街で、至る所に、趣のあるジャズバーが沢山ありました。

特にフレンチクオーターのバーボンストリート、特にアッパーバーボンストリートは必見です。その中で、古くからある人気のレストランの一つにガラトアーズがあります。機会があればぜひ行ってみてください。

ニューヨーク、ロス、シカゴの様な大都市ではないですが、非常に歴史、文化を感じる地域です。

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