米国進出セミナー(福岡商工会議所)に弊社代表が登壇

海外との交渉・コミュニケーション時に一番気を付けること

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海外出張時や外国人との商談・交渉の際、特に英語圏でのビジネスを行う上で一番気を付けることとは?

海外との英語でのやりとり、特にアメリカやイギリスをはじめとした英語圏で商談や交渉等のビジネスを進める場合、最も大事なのは、「間違った意向を先方に提供しない」ということです。具体的には、英語での交渉・コミュニケーションの最中、意識して「YESとNO」を正しく使い分けることがコツ

ビジネス英語でのYESとNOの使い分け事例

例(1) Do you mind me smoking?

日本語訳は、煙草を吸っても良いですか?日本語感覚で答えると、ハイ、良いです。本当の日本訳は、私が煙草を吸うのは嫌ですか?いいえ、いやでは無いです、どうぞ吸ってください。

従って、正しい答えは、No, please go ahead(どうぞ、吸ってください)ということになります。

内容は答えがNegativeの場合は常にNOで、Positiveの場合は常にYesを心がけてください。

例(2) Don’t you like Sushi?

寿司は嫌いですよね?

  • はい、あまり好きではありません→No, I don’t too much
  • いいえ、とても好きです→Yes, I do like so much

英語と、日本語は逆になりますが、基本は前述の基本を常に頭においてください。

ビジネスシーンで私の部下が混乱したのは、協議で条件設定等の打ち合わせをしていた時のYES、NOでした。

例(3) You are not interested in California state for your coverage as your territory, are you?

カリフォルニア州は、テリトリーとして興味がないということですね?

  • はい、興味は有りません→No, I am not interested.
  • いいえ、興味は有ります→Yes, I am interested.

例(4) You are not asking an exclusive sales right for this product right now, are you?

現段階で、この商品の独占販売権を要求しないのですね?

  • はい、要求しません →No, I am not.
  • いいえ、独占権は欲しいです →Yes, I do request its exclusive sales right.

ビジネスでのYES・NOは「間違った意向を先方に提供しない」という観点から、非常に大事。特に重要な商談や交渉の際には、答える前によく考えて発言するように意識してみてください。

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