英語では、日常会話、ビジネス会話の両方でよく仮定法が使われます。意識しないと分からないケースはありますが、法則を十分理解すればかなり有効に使えます。
基本は、現在においての仮定法は過去形になり、過去においての仮定法は過去分詞系になります。例えば、
If I were bird, I would like to fly around the world
もし私が鳥であったら、世界中を飛んでみたいです。
If I had driven your car, I could have had a big accident
もし、私が貴方の車を運転していたら、大きな事故を起こしていたでしょう。
ビジネスにおいても、契約交渉等の協議でよく使われます。例えば、
If you changed a certain condition
貴方が或る条件を変更するならば、
I might( could, would) agree with your proposal
- might: 私は貴方の提案に同意するかもしれません。
- could: 同意できるでしょう。
- would: 同意するでしょう。
このように、交渉の中で自分の気持ちの微妙な部分を伝える手段としては、非常に有効だと思います。
仮定法の一環として、WISHを使った表現も有ります。例えば、
I wish I could take a long vacation.
長い休暇が取れれば良いんだけれど(でも、取れない事実がある)
良く会話で使われるのが、I wish I couldですが、同じよう状況下で、質問が
Are you planning to have a long vacation this summer? I wish I could.
今年の夏、長期休暇を取る予定ですか?取れれば良いけど(まず、取れないね)という感じです。
仮定法は、日常会話、ビジネス会話に深みを与えるので、会話集でも買って一読されることをお勧めします。