今年は、東京芝の増上寺の節分祭に行ってきました。何と壇上から皆さんに福を与える幸運を授かりました。午前中から始まり、各自が受付に行って、裃を着つけてもらいます。その後、お福豆をもらい、壇上からみなさんにお福分けを行う。その後、お祝い膳を食し、沢山のお土産をいただくという流れです。よい機会ですので、節分の意味について、少し調べてみました。
雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のこと、節分は季節を分けることを意味しています。江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多い。季節の変わり目に邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪魔祓い行事が執り行われる、宮中の年中行事で、平安時代頃から行われている。豆まきに関しては、京都の鞍馬山に鬼が出て都を荒らすので、大豆で鬼の目をつぶし、災厄を逃れたという伝承に由来します。豆をまく時に掛け声は、室町時代に鬼は外、福は内と確立された模様。
当日は、芸能人、お相撲取り等有名人も沢山参加されていました。人の多さにびっくりしました。合計4回の豆まきがあり、いずれも入れ替え制という混みようです。
日本の行事には歴史的な背景があり、このような機会に知ることは有意義であると思います。増上寺の節分祭は、年男、年女でなくとも参加はできるので、皆さんも機会があれば参加してみてください。