米国進出セミナー(福岡商工会議所)に弊社代表が登壇

インドの最初の出張

北米を中心にビジネスをしてきましたので、インドへ行くことは全く予想できませんでした、2005年前後であったと思います。カナダの会社を経営していた時、私の経理の右腕はインド人でした。彼は、苦労してインドでCPA(公認会計士)の資格を取り、ケニアで勤め、その後、ケニアで内政不安があり、カナダに移住。そこで、さらにカナダ、米国のCPA資格をとった努力家です。

私は彼と一緒に会社の健全化をすすめて達成。それまでは、インド人に関する知識はあまりありませんでしたが、彼と繋がりができたおかげで、インドの文化、インド人の気質、インド人が日本人対してに持っている気持ち、色々なことがわかりました。

その後、日本に帰国し、2005年頃、初めてインドに仕事で訪問。人の多さ、埃っぽさ、ホテル等の不衛生さに少しはたじろいたものの、彼から事前に多くのことを教えてもらっていたため、それほどの大きな驚きはありませんでした。おかげで、仕事に大いに集中できました。

インドは中国と同じように、今後世界の中枢的な国になるでしょう。また、インド人は日本人に対して非常に友好的です。これは台湾と似ているように思います。将来、インドは日本にとって今以上に重要な位置づけになるでしょう。これからインドへに行かれるビジネスマンへ、事前に十分な知識を得たうえで訪問してください。余談ですが、第二次世界大戦後の東京裁判でインドの判事であるパール判事だけが日本を擁護した事実は日本人にとってはとても意味深い歴史的事実です。

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