米国進出セミナー(福岡商工会議所)に弊社代表が登壇

カナダの特徴

カナダには約7年間、現地法人で社長をしていました。現法の本社はトロント、全カナダを網羅する支店、営業所がありました。東から、ハリファクス、モントリオール、オタワ、ウィニペグ、カルガリー、バンクーバー、ビクトリア等、広範囲に渡ります。

私が最初にカナダで仕事に従事していたころは、カナダの全人口は2500万人程でしたが、現在は、既に3600万人と大幅に膨れ上がっています。これは、移民政策の結果で、特に、中国人、インド人が顕著です。最近訪問してみると、特にトロント、バンクーバーは、ここはカナダなのかアジアなのかわからなくなるほど、アジアの文化が深く入り込んでいます。今後、マイノリティである中国人、インド人がマジョリティになる可能性もあると思います。

ご存知の通り、カナダにおいては、一般的な公用語は英語とフランス語で、フランス語はケベック州、東部の一部で話されているのが現状ですが、ケベック州は継続して独立を目指していくと思います。またフランス語圏は法的に労働者保護が非常に強く会社経営は英語圏よりも難しいと思われます。

今後、カナダでビジネスを始める方へ、白人以外の従業員、中国人、インド人も雇用されることをお勧めします。彼らの人種が経営する会社が異常なスピードで増えている為です。同人種と話をしたい傾向は非常に強いです。また会社の場所は、できれば、英語圏の方が労働争議、訴訟の数が少なくなるのでお勧めです、これはあくまでも、私の私見です。

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