インディアナ州と日系企業の現状
アメリカの州の中でインディアナ州は他州に比べて外国企業の誘致に対して非常に積極的で、まだ検討段階の企業に対しても手厚く支援を展開しています、その結果として、インディアナ州には既に多くのメジャーな日系企業、例えば トヨタ、ホンダ、スバルなどの自動車組み立て工場をはじめ、三菱重工、ソニー、日立など日本企業260社以上がインディアナ州に拠点を置いています。インディアナ州は、アメリカ製造業の中心地に位置し、ビジネス・フレンドリーな環境で、信頼できる熟練労働力が得られるため、世界中からのさまざまなビジネス・ベンチャーにおいても成功を収めています。
インディアナ州の主要製品及び特徴
主要製品としては 自動車(本体および自動車部品等)、非電気機械、主要金属(標準/特殊鉄鋼、金属製品アセンブル等)、家庭用電気製品(TV、ラジオ機器、通信機器、冷蔵庫用機器等)、化学薬品、家具、ゴムおよびプラスチック製品、加工食品、農業製品(大豆、 トウモロコシ、ポップコーン、豚肉、家禽類、林産品等)と多岐にわたっています。
また、物流環境の良さも企業進出においてインディアナ州の重要な利点です。例えば、インターステート・ハイウェイおよび鉄道網が高度に集中していることと、地理的に米国の中央部に位置していることが相まって、インディアナ州は、「アメリカの十字路」と呼ばれています。インディアナ州は、産業と流通の大きな拠点となっています。進出企業は交通の便利性によって、原材料を容易に工場へ搬入できるのと同時に、製品をあらゆる米国の主要市場へいち早く輸送できます。インディアナの619万の州民は、安定した熟練産業労働力を提供しています。雇用者は適当な労働力を即座に雇用できるように、州のコンピューターによる職業検索サービスをご利用いただけます、これは同州にある外国企業も使用できます。インディアナ州は、低い税率、健全な財政、安全、高度な生活水準等で、外国企業を含む、新しいビジネスの創出と既存のビジネスの拡大を積極的に推進しています。