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人と車のテクノロジー展2018(名古屋)、日本の匠の技

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本展示会は自動車技術者をターゲットにした、技術革新に特化した非常に特異な技術展示会であり、本年で26年目を迎えることになります。7月11日から13日まで、名古屋のポートメッセ名古屋で開催されました。

日本の自動車完成品メーカー、部品メーカーが一同に勢揃い

自動車業界(完成品メーカー、部品メーカー)に一時期でも身を置いた者としては非常に興味をもって訪問しました。展示社は大手完成品メーカー、部品メーカー(Tier1-3)が大部分を占めており、まさに勢揃いといった様相で圧巻でした。

成熟期を迎えた自動車業界の課題と次世代に向けた着実な解決と進展

今回の訪問で日本の自動車業界が今後、進もうとしている方向が私なりに理解できたように思います。これまで、日本の自動車業界は成熟期を迎えどこへ向かうのか長らく模索。その背景としては、①環境問題(化石燃料を使わない動力源の確保、燃費の更なる向上)、②自動運転(どのレベルの自動運転をどの時期までに、インフラの整備)、③安全性vs快適性(2つの相反する課題を同時に解決が可能なのか)等の課題があり、どれも優先順位が付けられないものであり、同時並行して進めていくしか解決策がない状況であったことが要因であると推測できます。今回の上記展示会を訪問して、上述の課題を着実に解決に向けて進めていることを感じました。

ナノレベルの精度を検証する検査機器等、日本の匠の技を結集した展示の数々

もっとも、これらの課題の解決に取り組み、挑戦していく為には、色々な外的要因、政治的な要因は解決しなければなりません。機械として自動車を見た場合、個々の部品の精度、その精度はナノレベルでの検証が不可欠。自動運転まで視野に入れると其の為の更に卓越した今までにない検査機器が必要となります。今回の展示会には非常に高度な様々な検査装置が展示されておりました。精度レベル、操作性に関しては他国が追随出来ないものであると私は感じ、さすが、日本の匠の技術と感動しました。

技術連携の更なる強化で、短期間での圧倒的な次なる攻めの一手、技術革新の推進を

日本には他国と比較して、数多くの完成品メーカーが存在します。トヨタグループ(ダイハツ、日野)、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、いすゞ、スズキ等。これは、アメリカの自動車メーカー3社(GM,Ford,FCA US LLC) に比べて市場規模からすると多すぎるのではないかとの見方も多い。しかし実際にはお互いに技術力を強化し、必要であれば協力し、これまで世界市場で生き残ってきました。

今後は、第4次産業革命前夜の様相の今、上述の課題に対する取り組み等、学会・異業種も時には交えつつ、自動車メーカー同士が技術提携をさらに強化。1+1=2ではなく1+1=4というような開発成果、完成度、スピード向上等の実現を加速化。部品の共有化においても短期間に実現していくことで、競合国(アメリカ、欧州、中国等)が追随できない状況を新たに創造していくことは、潜在的には充分に実現可能であろうと確信しました。同時に、多くの部品メーカー(Tier1-3)においても、特異な部品(高精度、高機能)を他国競合メーカー、或いは他国部品メーカーへの供給も可能であろうと思います。

今回、トヨタとマツダがアメリカのアラバマ州に一緒に工場を建設することは、その方向性への布石・試金石であると私は思いたい。日本の自動車業界は表面的なデザインでは留まらない、本質的な技術革新を業界全体で更に推し進めていくことで、モノづくりニッポンのリーダーとして牽引、次世代も培った匠の技と知恵で、マーケットシェアを獲得できる、引き続き応援していきます。




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