日本航空のJALマイレージバンクと全日空のANAマイレージクラブどちらがよい?
出張や旅行等で国内・海外を問わず飛行機によく乗る方の場合、JALかANAのいずれかのマイルを貯めていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?どちらを貯めたほうがよいですか?とよく聞かれますが、結論から先に申し上げると、私は、どちらもおすすめですとお答えしています。
マイルプログラムの仕組み比較
それぞれ呼び方は異なっておりますが、JALは、マイレージバンク、ANAは、マイレージクラブという名称のマイルを貯めるメンバープログラムが基本。その上に約5万マイル以上を目処に上級会員専用のプログラム(JALグローバルクラブ、ANAスーパーフライヤーズ)があり、専用のクレジットカードの招待がくる。さらに生涯フライトが100万マイルを超えるとJALはFive Star、ANAはミリオンマイラーとしての永年会員の特典が付与されるという仕組み。
JAL(日本航空) | ANA(全日空) |
JALマイレージバンク | ANAマイレージクラブ |
ワンワールド加盟航空会社(アメリカン航空、British Airways等) | スターアライアンス加盟航空会社(ユナイテッド航空、カナダエアー、ルフトハンザ航空等) |
JALグローバルクラブ (サファイア以上) | スーパーフライヤーズ(プラチナ以上) |
JGC Life Mileage(JGC Five Star) | ミリオンマイラープログラム |
いずれも、まずは、JALかANAのどちらか使いやすい方の会員となり、マイルが貯まりやすい専用のクレジットカードを入手。普段の生活・フライト等にて優先的に片方のマイルを貯め、さらに特典の多い上級会員を目指す方法が定説とされています。
JALグローバルクラブ(JGB)とANAスーパーフライヤーズの特典について
上級会員になると案内が来る専用のクレジットカードですが、「マイル修行」と称し、国内や海外を何往復もして上級会員(年間5万マイル以上)を目指す方もいらっしゃるほどの人気のプログラム。それほどに特典が多いのでしょうか?
特典の内容は、年々少しずつ変わっており、一概には言えませんが、両方を持っている感覚としては、国内外問わず、飛行機を使うことが多いのであれば、取得を目指すのは「あり」だと思います。
欧米の長いフライトの後、優先的にスーツケースが出てくるのはとても助かります。その他、マイルがよく貯まる、優先的に予約ができる、特典航空券を押さえやすい、アップグレードがよく受けられる、ラウンジが使える、ホテルやレストラン等の割引がある等、特典は多岐に渡ります。そして、JALとANA、どちらも、実はかなりの頻度で一部の会員を対象としたボーナスマイルのキャンペーンが不定期に行われています。こうした限定キャンペーンをうまく活用すると、かなり早くマイルが貯められるという隠れた特典もあります。
特典航空券の活用
様々な会員特典のあるマイレージ会員ですが、やはり最も特典の恩恵が大きいのはマイルを貯めて無料特典航空券を入手することではないでしょうか。特に欧米などの長距離フライト路線でのビジネスクラス・ファーストクラスなどで利用した場合の換金率は、低金利が続く日本の場合、ある意味最高峰かもしれませんね。
特典航空券は、普段のショッピングや生活で貯めたマイルや家族マイル等が合算して入手できるため、日程さえあえば、ワンランク上の旅が楽しめます。「陸マイラー」と称し、海外旅行はまったく行かないけれど、普段のすべての支払いをJALカードまたはANAカードに集約し、毎年貯まったマイルで国内や海外旅行を楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
例えば飛行機は、マイルで貯まった特典航空券を利用してパリまでビジネスクラス、そしてパリを起点にしたヨーロッパの旅は、せっかくの機会ですので、より満足度の高い厳選された滞在先、行きたかった場所を何か所か訪れてみるといったワンランク上の大人の旅を満喫されてみてはいかがでしょうか?弊社ジーアーチトライデント・ツアーズなら、航空券は除いた形でのPrestigeな旅、思いのままのテーラーメードなプランのお手配が自由自在、よろしければご検討ください。